【編集の仕事】季節を楽しむ大人の電車旅

以前『旅と鉄道』増刊などの発行した“女子鉄”の記事を再編集して単行本化。その情報の経年変化のチェック、差し替え記事の作成などをしました。

コロナ禍で旅関係の取材ものが減っている中、こういった編集案件が入ってくるのはホントありがたいです。女子鉄は一定のニーズがあるので、コロナがひと段落したら、次なる出版もあるかもしれず。

ちなみに、この本のキャッチは、「“電車旅”を100%楽しみたい女性のための本!」
鉄道アイドルやニャンコ駅長が表紙を飾る、キラキラした本ですが、実は裏方でおじさんが汗水たらして、内容確認に明け暮れていたことはここだけの秘密にしておいてください、笑

『旅と鉄道』を発行している天夢人の発行で、発売は山と溪谷社。9月18日発売です。

●Amazonで予約受付中!
https://www.amazon.co.jp/dp/4635823474/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_6AF50J7SN69YTGWTEJBS?_encoding=UTF8&psc=1

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2020年 お仕事まとめ

2020年、コロナ禍で大変だった中でも、いろいろお仕事をさせていただくことができました。ここでは1年の仕事を、個人的に気に入っているキャッチーなコピーとともに振り返ってみます。
*リンクがあるところは、その記事をお読みいただくことが可能です。

塩をいっさい使わない奇跡の漬物
木曽すんき

 旅の手帖2020.2月号

これで完璧!
はじめてのひがし茶屋街楽しみ方ガイド

 金沢市観光公式サイト 金沢旅物語

昆布を生かしたご当地定番の味
富山おでん

 ジパング倶楽部2020.2月号

古き良き金沢の暮らしも一緒に味わえる
金澤町家で伝統文化を体験する

 旅がもっと楽しくなる かなざわ自由時間

自宅用にもギフトにも喜ばれる
「わたしのまちのお土産品」
金沢出身の文豪・室生犀星の豆本

 マガジンハウス コロカル

大河ドラマの舞台で戦国武将の謎解きに挑戦
明智光秀ゆかりの地

 ジパング倶楽部2020.3月号

現代アートがつないで15年
美術館がまちを変えた!

 旅の手帖2020.5月号

「美と健康」をテーマに、新たな挑戦を続ける

 BeCAL富山 2021年度版

JALスタッフが厳選。
小松空港に並ぶ、魅惑の石川県土産10選

 OnTripJAL

人が守り育てた高山植物の楽園へ
白山高山植物園

 旅の手帖2020.6月号

金沢で温泉旅館に泊まる!
和とおもてなしの心が感じられる旅をしよう

 金沢市観光公式サイト 金沢旅物語

あなたの知らないホタテの世界

 ジパング倶楽部2020.6月号

金沢には花の名所がたくさん!
春夏秋冬、見逃せないお花スポット徹底ガイド

 金沢市観光公式サイト 金沢旅物語

今を生きる作家とならば、
話し合いながら創作することができます

 ジパング倶楽部2020.8月号

遺伝カウンセラー養成専門課程を北陸で初めて開設

 m3.com地域情報

ごちゃまぜの思想
「シェア金沢」の多様性が地域コミュニティを再生する

 地域人第63号

1型糖尿病の研究に打ち込み、
新たな治療法の開発に着手

 m3.com地域情報

“日本一の宿”で過ごす、1泊2日の愉楽

 ジパング倶楽部2020.12月号

金沢は回転寿司がおいしい。
秋の海鮮、食べ歩きの旅

 OnTripJAL

遠隔授業支援システムを独自開発。
福井大流オンデマンド授業で前期授業の遅れ無し

 m3.com地域情報

今年は医療サイトや地域学の専門誌など、新たなジャンルにも挑戦することができた1年でした。ここで紹介したのはほんの一部ですが、なんだかんだ、充実した一年でした。皆様、お世話になりました。

2021年は、まずは何よりコロナを収束させて、安心した暮らしを取り戻したいものです。
では、よいお年をお迎えください!

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【ライターの仕事】2019年の総括

2019年もいよいよ押し迫ってきました。
今年一年、関わらせていただきました紙媒体の表紙を集めてみました(昨年もやりましたね。記事はここ)。
ここに挙げたのは一部ですが、昨年に比べるとだいぶ増えたかな。
旅行系が多いのは、自分が最も得意とするジャンルなので、願ったり叶ったり。
一冊あたりに関わるページ数も着実に増えてきたので、うれしい限り。

デジタルの仕事もいろいろさせていただきました。
主なものを挙げておきますね。

北陸経済連合会 北陸物語 ライター
金沢旅物語 特集ライティング 
かなざわ自由時間 特集ライティング
マガジンハウス「コロカル」 記事ライティング

コロカルで取材した富山のかまぼこはたくさんの「いいね!」をいただいた

2019年の前半はヒマでヒマでこの先どうしようかって思うこともありましたが(汗)、後半はおかげさまで忙しい日々を過ごすことができました。
原稿を書くのは早くなりましたし、取材の要領もだいぶよくなってきたかと(笑)。

北陸以外の取材も増えたのもよかったです。
ざっと数えて、岐阜県が2回、長野県が2回、新潟県と山形県にも1回行きました。

実は今も書かないといけない原稿がいくつかあって、正月休みはほとんどなさそうな感じではありますが、フリーはそんなもの。ヒマな時期を知っちゃうと、仕事がある方が落ち着きます。

でも、まだまだもっと仕事をしないといけないと思っています。
取材、ライティングはもちろん、撮影や企画、編集もできます。
「こんなテーマで特集するんだけど、北陸でいいところない?」という問いかけも大歓迎です(今年はそんな仕事も少しづつ増えてきました)。
ご興味をお持ちいただけましたら、まずはお気軽にご連絡ください。

ご依頼・お問い合わせはこちら

今年一年、お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

では、良いお年をお迎えください。

新雪の
兼六園(昨シーズンの様子)
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【食文化コラム】食の方言 金沢うどん編

その土地では当たり前のもので、地元の人は全国区のことだと思っていても、実はその地域以外ではほとんど知られていないものがたくさんあります。

料理の場合、同じものでも地方地方で呼び名が違ったり、あるいは同じ呼び名でも出てくるものが全く違ったりすることもしばしば。少し前にブームとなったB級グルメもこの範疇で、これを「食の方言」とも言ったりします。

個性的な食文化が多い金沢では、あまり注目されていませんが、際立つ存在として、一風変わった「うどん」の呼び名があります。

刻んだ油揚げとネギをトッピングしたうどんを「いなりうどん」と呼びます。油揚げをのせたうどんといえば全国区では「きつねうどん」ですね。金沢でも店によっては刻んでいない油揚げをのせて出しますが、あくまでも「いなりうどん」と呼びます。

さらに刻んだ油揚げとネギをあんかけにしたものは「たぬきうどん」となります。

「たぬき」といえば、関東では天かすをトッピングしたうどん(関西でははいからうどん)を指しますよね。ちなみに、マルちゃんでは「たぬき」といえば天ぷらがのったそばです。

金沢人はもちろん、これが全国区だと思っていました。

でも、そもそも刻んだ油揚げとネギをトッピングしたうどんや、さらにそれをあんかけしたうどんなんて他で食べられているのか? 調べてみたら、面白いことに京都にも同じものがあることがわかりました。

ただし、京都では「いなりうどん」ではなく、「きつねうどん」(きざみきつねとも)と呼ぶそうです(「たぬきうどん」は金沢と同じ)。

なぜ、うどんに関して、これだけ京都と金沢が類似しているのか、興味深いですよね。

でも、旅先でこういったその土地でしか通じない、符牒のような料理名に出会うと、ちょっと嬉しくなります。このような文化も大切にしていきたいです。

写真と文若井 憲 Ken Wakai
フリーで編集・ライター・カメラマンを兼務。得意ジャンルは旅行と文化。金沢市在住で北陸地方なら、得意ジャンル以外も実績は多岐にわたる。撮影ができるのも強み
*取材・編集のご依頼はこちら
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【金沢観光】 卯辰山花菖蒲園 開花速報2018

北陸地方も梅雨入りしたようですね。

梅雨時、見ごろを迎える花菖蒲と紫陽花。

金沢で花菖蒲と紫陽花の名所といえば、卯辰山花菖蒲園ではないでしょうか。

時折、うす日が射す中、行ってきました。写真は6月10日現在の様子です。

品種にもよりますが、ほとんどの花がまだこれからといった感じ。

紫陽花もまだまだこれからでしょうか。

うっとおしい雨の日でも出かけたくなる、ここは希少なスポットですね。

詳細は、卯辰山花菖蒲園――金沢市観光協会を参照。

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晴れて個人事業主となりました

四季折々に美しい北陸ですが、木々が芽吹きはじめ、「山笑う」という季語がぴたりとくる今日この頃の里山の風景が特に好きです。

この時期になると毎年通う「平栗」に先日行ってきました。カタクリの花は見ごろを過ぎていましたが、それでも可憐な赤紫色の花はまだまだ見ることができました。カタクリは頭上の木々の葉が生い茂ると地上での活動を休止してしまう、スプリングエフェメラルと呼ばれる植物の代表です。

スプリングエフェメラルには植物だけでなく、昆虫(蝶)もいます。カタクリの花の上を、春の日差しを浴び、うれし気に飛び回るギフチョウもこの時期しか見られない蝶。ここ平栗は観察スポットとして知られるようになり、最近はかなり遠方からも、わざわざ見ににやってくる人がいます。

ギフチョウは花に留まっている写真をよく見ますが、花の上をひらひら舞う姿がもっとも美しいと思います。その姿をカメラに収めたい! 毎年そう思っては挑戦しますが、すばしっこいこの蝶を捕らえるのは至難の業。今年も納得いくものは撮れませんでしたが、昨年よりは少し進歩したかな(笑)。どこに蝶が写っているかわかります?

さて、本日、税務署に個人事業主の開業申請をしてきました。これで社会的にも個人事業主となるのかな? 勢いあまって、青色申告をする宣言までしてしまったけど、大丈夫か??

ちなみに。屋号を届けることもできるので、「編集工房わかい」にしました。ライター・編集部門はこの屋号が正式となりますけど、「豆本工房わかい」の傘下であることに変わりありません。

皆さん、末永くよろしくお願いします。

写真と文〇若井 憲

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インフォメーションコンサルタントの仕事

「インフォメーションコンサルタント」って何?

ほとんどの方は、そう思うでしょう。実はこれ、私が勝手に作った言葉なんです。

インフォメーションをコンサルティングする仕事、つまり、「情報発信を上手に行うための相談にのる人(仕事)」と言ったところでしょうか。

日本語だと意味が限定されるために、あえて「インフォメーションコンサルタント」なんてカタカナ言葉を使っていますが、情報化がさらに進む中で、必ず必要とされる仕事となっていくと思いますので、ぜひこの機会に覚えてください。

では、どんな人がやるか? もちろん「インフォメーションコンサルタント1級」とか、そんな資格はありません。この仕事は、いかに情報発信力に長け、それを仕事として行ってきた経験があるか、そのことが重要となってきます。編集者や新聞記者、TVのディレクターなどは、高度な情報発信力を身につけていますので、「インフォメーションコンサルタント」の能力も持ち合わせているでしょう。

また、「インフォメーションコンサルタント」と言っていなくても、広告代理店やシンクタンク、経営コンサルタントを行っている企業でも、同様のことはすでにしていますね。

では、「インフォメーションコンサルタント」は一体何をしてくれるのか?

私の場合、個人でやっていますので、できることは限られます。例えば、お店にお客が来ない、店のコンセプトが伝わらない、メニューが高い理由が伝わらない、存在感をアピールできない、イベントをやっても人が来ない、などなど情報発信によって問題を解決する術を一緒に考えていくことです。

テレビや新聞などで広告することも重要ですが、誰もが情報発信をできるようになった今、広告宣伝に高い広告費を払うばかりではなく、費用対効果を考えて、「自分たちでできることは自力でやっていくことを考えてみては?」というご提案やお手伝いをしていこうと思います。

一方で、「忙しい」「そんなのやっている暇はない」という方も多いでしょう。しかし、自らの手で情報発信することで、ご自分のお店や会社の売りを改めて考え直す絶好の機会となったり、発信することでより近く深くお客様とのコミュニケーションを図れるようになったりします。そのことでお客様から、お店や会社を客観的にみた感想を聞けたり、新商品のヒントやサービスの改善点などをもらえたりすることもよくあります。

つまり、情報発信は市場調査やマーケティングを兼ねることもできるーー。そう考えたら、多少は無理してでも時間を作ってやるべきだと思えてきませんか。

まるごとお任せではなく、できることは自分たちで何とかしたい、そんなガンバリ屋さんを応援していくつもりです。

どうやって頼めばいいいの? 費用は?

まずは、あなたのお店や会社の情報発信の仕方を拝見させてください。お話を聞いて、まずは、「すぐに効く10の改善点」をご提案します。いわば、手軽にできる広報宣伝10の特効薬を症状にあわせて処方します。それでインフォメーションコンサルタントの仕事を評価してください。

「すぐに効く10の改善点」は、実際にお伺いしてヒアリングを2時間程度、10の改善点の提案まで7日間ほどのお時間をいただきます。

正直なところ、実績はまだありませんので、しばらくは特別キャンペーン価格でお受けします。でも、編集者を30年やってきた経験に裏打ちされた自信はいっぱいありますので、これをチャンスと考えて、ぜひお任せください。

費用など詳細はお問い合わせください。お気軽にどうぞ。

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