今年の初仕事は、豆本キットで豆本を作りました。
「製本」のためのキットなのですが
豆本が出来たけど…
何に使う?
やっぱり本文が無いと面白くない!
で今回、高校で豆本ワークショップを開催する事になり、本文を先に作ってもらっておいて、それを製本するという事に~♪
見本を作りました。


下:色鉛筆でお絵描き


けっこう雑!
今回はこれを見本に作ってもらいますが、反省というか…いやーお恥ずかしい限りです
でも、とっても面白かった!
私自身もっと素敵なものを作りたくなりました。
日々思うことを綴っています。
今年の初仕事は、豆本キットで豆本を作りました。
「製本」のためのキットなのですが
豆本が出来たけど…
何に使う?
やっぱり本文が無いと面白くない!
で今回、高校で豆本ワークショップを開催する事になり、本文を先に作ってもらっておいて、それを製本するという事に~♪
見本を作りました。
けっこう雑!
今回はこれを見本に作ってもらいますが、反省というか…いやーお恥ずかしい限りです
でも、とっても面白かった!
私自身もっと素敵なものを作りたくなりました。
今年も豆本工房わかいをよろしくお願いします。
フリーランスの編集者・ライターとなって2年目となる今年、自分のとっては勝負の年となります。もっと自分の色を明確に出さないといけないと考えていて、前々から考えていた「日本海研究」を積極的にしていこうと思っています。
もともと太平洋側で生まれ育った私にとって、日本海側はあこがれの地でもありました。子供の頃、夏休みに新潟県村上市で1週間ほど滞在したことがあり、生まれて初めて日本海で泳いだ時の感動は今も忘れられません。
そして、中学2年生の時、人生で最初のひとり旅に出かけたのが秋田県でした。親戚がいるわけでもないのに、そこまで秋田県に惹かれたのかは、今となってははっきり覚えていませんが、秋田駅から乗ったローカル線で向かいの席に座った女性2人がめっちゃ美人だったことだけは今も鮮明に覚えています(笑)。
20年前、金沢に移住することを決めたのは、取材で訪れた能登半島の美しい海と出会った人々のぬくもりに、「こんな場所に住みたい」という思いが根底にありました(諸般の事情で、能登暮らしは実現できていませんが)。
そういえば、若井の祖先は新潟県出身だというし、日本海側にあこがれ、そこに居ると不思議と安堵するのは、血なのかもしれません。
日本海側には太平洋側とは少し違う独特な文化があり、自分にはそのことに興味津々だったりします。
そんな視点から日本海側をひもとき、掘り下げていく、自分なりの「日本海研究」を重ねていきたい。もちろん、学者ではありませんから、日本海側の魅力を全国へ、そして世界へと発信するための情報収集が主です。
幸い、太平洋側で生まれ育ったという「外からの目線」を持っていることや、旅行雑誌などに長年関わり、培われた広い視野もありますので、人とは違う視点から日本海を語れるようになることを目標とします。
そして、名実ともに「日本海ライター」と名乗れるように、日々研鑽してまいります。そのためにも今年は日本海沿岸を放浪したいと思っていますが、それはまあ、無理ですかね(笑)。
研究成果はここでも随時発表してまいります。 本年も温かいご支援のほどよろしくお願いします。
本日は大晦日~
今年も駆け抜けたーー感です!
本当にたくさんの方々に御礼を申し上げます。
12月は師走のごとくーー富山市立婦中図書館・砺波市立図書館と2日連続でワークショップ。
翌週から「手作りのお店」「Shop Genjiro のArt & 雑貨 2018 Winter」と2週連続イベント出店。
その間に恒例の辰口CC「来年の手帳をソフトカバーにリメイク」の講座。いつものごとく十人十色で素敵に完成♪
そしてお待ちいただいていたオーダー品を作り納品させていただき、年内の製作は終了としました。
そんな訳でか28日は失速!やったことといえば~映画「横道世之介」を見ながら母から送ってもらった板餅を切ったくらい~笑笑
やっと昨日は仕事場を掃除しました。探していた生地、使いたいと思っていたパーツも発見!ちょっと嬉しかったです~♪
今年もいつもとたいして変わらないような感じの1年でしたが~「楽しかった!」が倍増した年でした。
みなさんありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
フリーランスとなって最初の年。
一年目は仕事もほとんどないだろうと内心覚悟していましたが、想定していたよりもはるかにたくさんのお仕事をさせていただくことができ、また、たくさんのご縁も生まれ、激動ながらも、とても充実した一年を過ごすことが出来ました。
この場を借りて御礼を申し上げます。
今年携わらせてもらった雑誌、こうやって見るとたくさんありますね。昨年までは季刊誌とプラスちょっとだけだったので、冊数でいうと2倍、いや3倍以上かな(笑)。
これ以外にもちょこちょこっと関わらせていただいた仕事もありました。
紙媒体以外では、webのライターの仕事もたくさんさせていただきました。トータルでいうとこっちの方が多いかも。時代ですね。
主なものを上げておきます。
・北陸経済連合会 北陸物語 ライター
・金沢市観光協会 かなざわ自由時間 特集 ライター
意外なことに、自営業の方がサラリーマンよりも時間が自由にならないことを知り、生活が安定しないことへの不安もありますが、心はサラリーマン時代よりも自由に、そして安定しました(笑)。
私流の「働き方改革」の第一歩は成功したと思いますが、2019年はもっともっと頑張らないといけません。
こんな私に仕事を依頼してみたいなと思ってくださったら、ぜひお気軽に下記からお問い合わせください。
・ご依頼・お問い合わせ
※得意分野や業務内容などについては、こちらの「編集・ライター」のページをご覧ください。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。では、よいお年をお迎えください。
東京や名古屋、京都、大阪といった大都会からそれほど離れていないにもかかわらず、ここ北陸には独特な食文化が根付いています。なかでも特徴あるのが、発酵食。
発酵食とは、発酵により、食品の保存性を高めつつ、味そのものも変化させるもの。その代表は「漬物」でしょう。
日本全国に漬物はありますが、ここ北陸の発酵食は漬けるものがちょっと違います。
一般的には漬物で漬けるものと言えば、カブや白菜、キュウリ、大根など野菜が主役でしょうが、北陸には魚の漬物がたくさんあります。
なかでも独特なものが麹漬け、そして糠漬け。多くはいったん塩漬けした魚を、糠や麹で漬けなおします。
魚を糠(ぬか)で漬けるというのは、知らない人にとっては軽いカルチャーショックかもしれませんね。
また、麹(こうじ)や米を使った、寿しの原点ともいわれるナレズシも各地にあり、今も盛んに作られています。
では、どんな漬物があるのか? 順を追って紹介していきましょう。
まずは、糠漬け。サバを使った「へしこ」、イワシを使った「こんかいわし」などが一般的ですが、猛毒のふぐの卵巣をこの方法で無毒にした珍味「ふぐの子糠漬け」もこの分類です。
福井県若狭地方に伝わる「へしこ」(へしこは福井県での呼び名、石川県ではこんかさばと呼ぶことも)は、もともとたくさん獲れた鯖を保存する方法として発展した保存食です。
いったん塩漬けした鯖を、米ぬかに漬け直します。へしこは土用の暑さを越さないとうまみが出ないそうで、半年から一年以上しっかりと漬けこむ手間暇を要するものです。
食べ方はいろいろありますが、私のおすすめは、薄くスライスした身を軽くあぶり、ご飯にのっけて熱々のお茶をかけるお茶漬けです。
近年の研究では、鯖などの青魚に含まれる「ペプチド」は、病気の回復促進、免疫力アップ、糖尿病の症状改善、シミ・ソバカス除去、血圧抑制、血液さらさら効果が期待でき、糠に漬け込むことでペプチドがより多く摂取できることが分かってきたそうです。
おいしいだけでなく、発酵により栄養価も高まり、さらに健康面にも効果が期待できる、へしこは実に優れた食品なのです。
麹漬けの代表は、サバやアユを漬けた「ナレズシ」や、能登地方にみられる「アジのすす」などがあります。また、石川県や富山県のお節料理にも登場する「かぶら寿し」や「大根寿し」もこの分類で、野菜と魚を一緒に漬ける珍しいもの。
「かぶら寿し」とは、輪切りにした大カブの中に塩漬けしたブリ(富山県ではサバやサケも)を挟み、麹で漬けます。由来には諸説ありますが、江戸時代、贅沢品で庶民が食べることを禁じられていたブリを、カブに挟み、隠して食べたとも言われます。
かぶら寿しについて、下記のサイトで詳しく紹介されています。
かぶら寿しの歴史――四十萬谷本舗
https://www.kabura.jp/contents/history/
「大根寿し」は北前船で北海道から運ばれてきた身欠きにしんと大根を麹で漬けたもので、こちらの方がより庶民的な味として親しまれてきました。奥美濃地方の郷土料理に「にしんずし」というものがりますが、これも大根寿しによく似たもので、かぶら寿しよりも大根寿しの方が広い範囲で食べられてきていると言えそうです。
たまに、「かぶら寿しと大根寿しのどっちが好き?」と聞かれることがありますが、これは「寒ブリとズワイガニのどっちが好き?」と聞くようなもので、実に愚問だと思います。
私はもちろん、どっちも好き。ただし、この手の発酵食品は発酵が進むと突然不味くなりますので、賞味期限には注意しましょう。
そして、私が北陸を代表する究極の発酵食だと思っているのが、福井県若狭地方の「ナレズシ」です。
なれずしと聞くと、「鮒ずし」など臭いの強いものを想像してしまいますが、淡雪のようなご飯と麹をまとったこの鯖のなれずしは、チーズやヨーグルトのような風味で、ほのかな酸味と甘みがあり、やや硬めの身はかむほどに鯖の風味が口に広がり、上品な〆鯖を思わせる味わいです。
実は、この「ナレズシ」は「へしこ」から作られているということは意外と知られていません。鯖を半年から一年、しっかりとぬかに漬けてできた「へしこ」を塩出しして、さらにご飯と麹で10~20日ほど漬け込んでようやく「ナレズシ」となります。
さまざまな発酵食がある北陸でも、このように「ぬかに漬ける」と「麹や米に漬ける」の2つの工程を経る発酵食は珍しく、さらにおいしくして食べたいとする先人たちの思いが作り上げた逸品と言えます。
「ナレズシ」は、あまり出回っていないかもしれませんが、冬の小浜の真の名物だと思います。
麹を使った発酵食は、発酵のコントロールがしやすい冬場しか提供できないものも多く、冬にズワイガニや寒ブリを目当てに北陸に訪れた際、ぜひ、そんな珍しい発酵食もご賞味ください。
写真と文/若井 憲 Ken Wakai フリーで編集・ライター・カメラマンを兼務。得意ジャンルは旅行と文化。金沢市在住で北陸地方なら、得意ジャンル以外も実績は多岐にわたる。撮影ができるのも強み *取材・編集のご依頼はこちら
醸造メーカーのミツカンが年3回発行している機関誌『水の文化』60号の特集「水の守人」で、福井工業大学の笠井教授を取材しました。
「雨水生活は成り立つのか?」と題し、今なお雨水だけで生活している長崎県五島列島の赤島で、安全快適に雨水生活を送るための実証実験について、4ページで紹介しています。
雨水って汚いのではないか? そう思う誤った常識を覆し、Iot技術などを使えば安心安全な飲料水として活用できることなど、まさしく「目から鱗が落ちるような話」の数々でした。
昨今の自然災害などで問題となっているのがライフライン被害の長期化ですが、家々が自前で雨水をためる「蓄雨」が普及すれば、断水の影響が軽減されるほか、都市部では下水に集中する洪水のピークをずらすことも可能となります。
さらに、このシステムは国内にとどまらず、日本と同様にモンスーン地帯など雨がたくさん降るところであれば有効。生水を飲んでお腹を壊す心配もなくなるかもしれません。
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標のひとつ、「安全な水とトイレをみんなに」の達成にも貢献でき、いろいろな可能性を感じます。これからの笠井先生の研究から目が離せません。
この号では他にも、白山麓にある岐阜県郡上市石徹白地区の小水力発電や、8月に金沢でグリーンインフラの国際会議が開催されたときに登壇されていた東京農業大学の福岡先生のグリーンインフラ世界事情も載っています。
ところで、なんでミツカンがこのような機関誌を発行しているのか? 気になりますよね。
ミツカンには水の文化センターという機関があり、「人と水とのかかわり」によって生み出されてきた生活様式を「水の文化」と捉え、「健全な水循環」が保持されるよう20年にわたり研究活動や情報交流活動を行っているそうです。
その活動を広く伝えるものが、この機関誌『水の文化』です。
私がこの機関誌の存在を知ったのはわずか数年前で、北前船を特集している号を手に入れ、そのクオリティの高さに驚き、大手とはいっても、一企業がここまで本気で情報の集積と発信を行っていることに感動を覚えました。
今回、ご縁があってそのお手伝いをさせていただきました。しかも、60号という節目の号で光栄至極です。
なお、機関誌は下記のサイトからPDFをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧ください。
ミツカン水の文化センター
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/
いよいよ今週末開催です!
「文庫本を素敵にリメイク」のワークショップ
12月8日(土) 10:00~ 14:00~
富山市立婦中図書館
会場は富山市婦中ふれあい館(図書館はここに入ってます)
無料駐車場(250台)完備
午前・午後ともまだ若干の空きがございます。
この機会にぜひ!
「ハードカバーはなぜ開く?」を解明のため、本作りを体験してみませんか。
また「本ができた!」という達成感は爽快です。
ご興味がある高校生以上の方ならどなたでも(富山市民でなくても)ご参加いただけます。
要予約!
お申し込み・お問い合わせは
富山市立婦中図書館℡076-465-4493
お申込みをお待ちしております。
昨日、室生犀星記念館にて「和装本」のワークショップをさせていただきました。
全員違う色の表紙で素敵に完成!
「思ったより簡単だった」「もっと早く知っていたかった」などの感想
みなさん楽しんでいただけて、嬉しかったです。
参加者のみなさま、室生犀星記念館のみなさまありがとうございました。
現在、室生犀星記念館では企画展「犀星の詩集」が開催中です。
また、ミュージアムショップにはとても素敵なものがいろいろあります。
ぜひ!ゆったりとした時間を過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか。
気がつけばもうすぐ12月ですね。
来年2019年の手帳はもう準備されましたか?
まだという方に、ぜひおすすめしたいのが、豆本工房わかいのノートカバーです。
ノートをカバーするものは最近、大手文具メーカーからも発売されていますね。1冊のカバーに2冊のノートが入りますので、市販のスケジュール帳と普通のノートをセットすれば、手帳とノートを別々に持ち歩く必要もありません。すっごく便利です。
ノートは差し込むだけ。書き終わったら簡単に交換できます。製本技術を生かして1つ1つ手作りしていますので、とっても丈夫に出来!
市販のノートカバーとの大きな違いは2つ。カバーの柄とデザインがたくさんあることと、カバーがハードカバーであることです。
「うちのノートカバーじゃないと」とおっしゃるリピーターさんも続々と増えています。
ライターの私も取材でいつも使っていますが、このようにハードカバーの表紙をひっくり返せば、立ったままでもメモを取りやすく、便利で手放せません。
ノートは普通の大学ノートでOKですが、ひっくり返して使うことが多い場合は、リングノートの方がさらに使いやすいです。
サイズはA6からB5まで。カバーの生地やデザインはさまざまなので、ぜひお気に入りを見つけてください。
予定を書き込むたびに、メモを書くたびに、ハッピーな気分になります。
12月のイベント(福井市と野々市市)で販売しますので、よろしくお願いします。
※写真のノートカバーは在庫ないもののございます。ご了承ください。