【ライターの仕事】『旅の手帖』をはじめ、この夏はいろいろやりました

この夏はおかげさまで忙しかったぁ。気がついたら、ここで実績紹介するのを忘れていましたので、その一部をまとめて紹介します。

『旅の手帖』2019年8月号「乗ってみたい!観光列車」で黒部峡谷鉄道を紹介しました。

『旅と鉄道』増刊7月号「青春18きっぷの旅」で駅近市場、駅近お城など、駅から近い全国の観光スポット紹介をしました。

国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット発行の生物多様性シリーズ5『金沢の庭園がつなぐ人と自然』で表紙と庭園の写真撮影を担当しました。カメラマンだけの仕事はおそらく四半世紀ぶりかも。

電子版は下記から無料でダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
http://ouik.unu.edu/wp-content/uploads/Booklet5-Restoring-Kinship-with-Nature-through-Japanese-Garden.pdf

 

『旅の手帖』2019年9月号では、第一特集「水辺の町へ」で富山県の入善・黒部市を担当、第二特集「地底世界を探検!」では全国の地下空間の紹介を担当。

ここで紹介した以外にも、各種ウェブマガジンや『ジパング倶楽部』など、いろいろお仕事をさせていただきました。
岐阜県に2回、新潟、山形にも取材に行きました。
北陸以外の取材は気分転換にもなって楽しいですね!

ここ最近、全国各地の観光スポットをまとめて紹介するページを作る機会が多く、おかげで日本全国を旅している気分に浸っています。
もともと全国の土地勘があるし、行ったことがある観光地も多いので、この手のページの制作は得意かも。この仕事なら、足腰が弱くなってもできそうだし、今からスペシャリストを目指すかな。


【ライターの仕事】マガジンハウス「コロカル」ー富山のかまぼこ

マガジンハウスのコロカルで、“富山県で独自に進化! 幸せをシェアする「かまぼこ」を掘り下げてみる”の執筆をしました。

今回、富山のかまぼこをじっくりと掘り下げてみました。私も知らなかった富山のかまぼこ文化の奥深さを知ることができました。

 

日頃、文字制限のある紙媒体の原稿で、伝えたいことが伝えきれずにモヤモヤすることも多いのですが、文字数に制限の無いWEBマガジンは好きなだけかけるから、完全燃焼できました。

WEBマガジンは今や百花繚乱で、中にはいい加減な情報を興味本位で流している、そんなところも見受けられますが、日本を代表する出版社が手がける「コロカル」は、さすがと思えることがたくさんあり、書き手としての勉強もいろいろできました。

多くの皆さんがこの記事に関心を持ってくださったようで、たくさんの「いいね!」がついて、筆者としては望外の喜びを感じています。

お読みくださった皆さん、ありがとうございます。

そして、まだお読みになっていない方は、読み応えありますが、ぜひご一読を。

https://colocal.jp/topics/lifestyle/local/20190618_126149.html

ちなみに、この中でも紹介していますが、赤巻などの巻かまぼこって、実は新潟の上越地方から石川県と福井県の県境あたり、そして南は高山市あたりまでの狭いエリアでしか食べられていないそうです。

子どもの頃から、慣れ親しんでいらっしゃる富山県や石川県の方々には、ちょっと意外かもしれませんね。

 

また、先日東洋経済が発表した全国の「住みよさランキング2019」のトップ50のうち、巻きかまぼこが食べられている都市は、約15カ所がランクイン!

上述の通り、日本全体で考えたらすごく狭いエリアなのに、これは単なる偶然なのでしょうか?

もしかしたら、巻きかまぼこが住みよさの指針の一つになるかも知れませんよ。

取材協力:株式会社梅かま


【ライターの仕事】『旅の手帖 2019年5月号』

旅の手帖 2019年5月号

交通新聞社が発行する『旅の手帖』の5月号(2019年4月10日発売)の第一特集「湯めぐりしたい温泉街」で、山中温泉のページの取材・執筆を担当しました。

山中温泉、久しぶりにじっくりと訪ねましたが、やっぱいいですね。
なかなか行く機会がなかった「東山ボヌール」や、巷で人気急上昇中の「和酒Bar 縁がわ」、「mokume」など、最新のスポットを回ってきました。

山中温泉は4ページで紹介!

山中温泉は女性に人気というのもうなづける、おしゃれなところ。
実はオトメゴコロもある私が丹念に取材して記事にしました。
全国の皆さんはもちろん、地元、石川の人にも読んでいただきたい、山中温泉の紹介記事です。

この特集では、野沢温泉や有馬温泉、伊香保温泉など、他にも、温泉街をゆっくりと散策したり、外湯めぐりを楽しみたくなる、そんな日本を代表する温泉街がラインナップされています。ぜひ、読んでくださいね!

特集のトビラで温泉玉子を作っている手は私(笑)

*旅の手帖の最新号の詳しい情報は、こちら

取材・執筆・撮影・編集のご依頼はこちら


【ライターの仕事】旅の手帖2019年3月号&ジパング倶楽部2019年3月号

ジパング倶楽部3月号と旅の手帖3月号

交通新聞社が発行する月刊旅行雑誌『旅の手帖』の3月号・第二特集「楽しい“どんづまり” 終着駅のある町へ」で、のと鉄道穴水駅と穴水町めぐりの記事を書きました。

穴水町の風物詩・いさざ漁や、明治時代にこの地にやってきたパーシヴァル・ローエル、そして地元で愛され続ける銘菓などを取材。久しぶりに本気で撮ったのと鉄道の走行写真も見もの(?)です。
2月10日全国の書店で発売。

また、JRの『ジパング倶楽部』の3月号・特集「自然溢れる美術館」では、岐阜県高山市にある飛騨高山美術館を取材・撮影しました。この美術館は、アール・ヌーヴォー、アール・デコを中心とした装飾美術に特化した世界的にも珍しい美術館で、ミシュランの三つ星など世界的な評価が高いところ。取材日は運良く晴れてくれ、美しい北アルプスを望む美術館の写真を撮ることができました。『ジパング倶楽部』はジパング倶楽部会員限定の旅の情報誌となり、書店等で購入はできません。

取材・執筆・撮影・編集のご依頼はこちら


【ライターの仕事】水の文化60号

醸造メーカーのミツカンが年3回発行している機関誌『水の文化』60号の特集「水の守人」で、福井工業大学の笠井教授を取材しました。

「雨水生活は成り立つのか?」と題し、今なお雨水だけで生活している長崎県五島列島の赤島で、安全快適に雨水生活を送るための実証実験について、4ページで紹介しています。

雨水って汚いのではないか? そう思う誤った常識を覆し、Iot技術などを使えば安心安全な飲料水として活用できることなど、まさしく「目から鱗が落ちるような話」の数々でした。

昨今の自然災害などで問題となっているのがライフライン被害の長期化ですが、家々が自前で雨水をためる「蓄雨」が普及すれば、断水の影響が軽減されるほか、都市部では下水に集中する洪水のピークをずらすことも可能となります。

さらに、このシステムは国内にとどまらず、日本と同様にモンスーン地帯など雨がたくさん降るところであれば有効。生水を飲んでお腹を壊す心配もなくなるかもしれません。
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標のひとつ、「安全な水とトイレをみんなに」の達成にも貢献でき、いろいろな可能性を感じます。これからの笠井先生の研究から目が離せません。

この号では他にも、白山麓にある岐阜県郡上市石徹白地区の小水力発電や、8月に金沢でグリーンインフラの国際会議が開催されたときに登壇されていた東京農業大学の福岡先生のグリーンインフラ世界事情も載っています。

ところで、なんでミツカンがこのような機関誌を発行しているのか? 気になりますよね。

ミツカンには水の文化センターという機関があり、「人と水とのかかわり」によって生み出されてきた生活様式を「水の文化」と捉え、「健全な水循環」が保持されるよう20年にわたり研究活動や情報交流活動を行っているそうです。
その活動を広く伝えるものが、この機関誌『水の文化』です。

私がこの機関誌の存在を知ったのはわずか数年前で、北前船を特集している号を手に入れ、そのクオリティの高さに驚き、大手とはいっても、一企業がここまで本気で情報の集積と発信を行っていることに感動を覚えました。

今回、ご縁があってそのお手伝いをさせていただきました。しかも、60号という節目の号で光栄至極です。

なお、機関誌は下記のサイトからPDFをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧ください。

ミツカン水の文化センター
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/


【ライターの仕事】旅の手帖12月号

3カ月ぶりのご無沙汰で、久しぶりに『旅の手帖』に登場です。

第一特集は「いま行きたい日本の城」。威風堂々として時を経たものだけが持っているオーラを放つのが現存天守。江戸時代以前から残っている天守はたった12しかありませんが、そのひとつが福井県坂井市にある丸岡城です。
しかもこの丸岡城、安土桃山時代に建てられたという説が有力で、その時代から残っているものはおそらく3カ所しかないという、とっても貴重な文化財です。
第一特集ではその丸岡城の取材をしました。

第二特集は「市場で満腹!」。うまそうな魚や肉、野菜がこれでもかとあふれる誌面。空腹時に見てはいけません(笑)。
そのトップを飾るのは我らが近江町市場!! こちらも取材しました。

近江町市場って、観光客向けって思っている人も多いみたいですが、実際いろいろ話を聞くと、新幹線が開業した年は、あまりにもたくさんの観光客がやってきて見失っていたこともあるそうですが、今は地元を一番に考えるよう戻ったそうです。実際、地元の方も増えています。
「地元に愛されない市場では観光客にも来てもらえない」という市場の方の言葉が沁みました。
特集では、そんな地元色を前面に出そうと、キャッチコピーは全部金沢弁。そうしたら表紙にもどーんと金沢弁が(汗) ちなみに私はネイティブスピーカーではないので、いろいろな方に助けてもらいました(感謝!)。

この号には、Japanese Beauty Hokurikuのキャンペーン企画も載っていて、北陸の情報がいっぱい出ています。
ぜひ、ご覧ください!


【column】食の方言 金沢うどん編

その土地では当たり前のもので、地元の人は全国区のことだと思っていても、実はその地域以外ではほとんど知られていないものがたくさんあります。

料理の場合、同じものでも地方地方で呼び名が違ったり、あるいは同じ呼び名でも出てくるものが全く違ったりすることもしばしば。少し前にブームとなったB級グルメもこの範疇で、これを「食の方言」とも言ったりします。

個性的な食文化が多い金沢では、あまり注目されていませんが、際立つ存在として、一風変わった「うどん」の呼び名があります。

いなりうどん(加登長総本店)

刻んだ油揚げとネギをトッピングしたうどんを「いなりうどん」と呼びます。油揚げをのせたうどんといえば全国区では「きつねうどん」ですね。金沢でも店によっては刻んでいない油揚げをのせて出しますが、あくまでも「いなりうどん」と呼びます。

たぬきうどん(お多福)

さらに刻んだ油揚げとネギをあんかけにしたものは「たぬきうどん」となります。

「たぬき」といえば、関東では天かすをトッピングしたうどん(関西でははいからうどん)を指しますよね。ちなみに、マルちゃんでは「たぬき」といえば天ぷらがのったそばです。

金沢人はもちろん、これが全国区だと思っていました。

でも、そもそも刻んだ油揚げとネギをトッピングしたうどんや、さらにそれをあんかけしたうどんなんて他で食べられているのか? 調べてみたら、面白いことに京都にだけは同じものがあるようです。

ただし、京都では「いなりうどん」ではなく、「きつねうどん」(きざみきつねとも)と呼び、「たぬきうどん」は同じだそうです。

なぜ、うどんに関して、これだけ京都と金沢が類似しているのか、興味深いですよね。

 

金沢でも現在は、全国チェーンのうどん屋さんが増えて、「いなりうどん」を「きつねうどん」という店も増えてきました。

でも、旅先でこういったその土地でしか通じない、符牒のような料理名に出会うと、ちょっと嬉しくなります。このような文化も大切にしていきたいです。

 

取材・写真/若井憲(北陸ライター)


【ライターの仕事】旅の手帖8月号

旅の手帖8月号が届きました。

連日のうだるような暑さを少しだけ忘れさせてくれそうな清涼感一杯の表紙がGood!

今号の第一特集は「伝統の避暑地へ」。ニッポンの避暑地を丹念に掘り下げています。観光立国、インバウンドと、外国人の誘客を推進する時に、古くから外国人を魅了してやまない、伝統の避暑地の魅力を見つめ直してみるのはとっても大切。そういった意味でも大いに参考となる特集ですね。
旅ってレジャーですけど、文化でもあると思うんですよね。旅行雑誌じゃないとできない特集ですね。

そして、第二特集は「今こそ民宿!」。
「いまさら民宿?」って思う方もいるかもしれませんが、今どきの民宿はいろんな意味でホントすごいんですよ。

私は今号では、この第二特集で氷見の民宿に取材に行きました。料理も設備も最高ですが、個人的には個性的なオーナー一家に惹かれました。この家族のファンも多いというのも納得です。民宿ってやっぱりこの宿の人との絶妙な距離感がいいんですよね。

もう一つ、この特集の「今泊まりたい民宿ガイド」のページも取材担当しました。全国の民宿に電話をかけて話を聞いてまわる、わりかし地道な作業の連続でしたが、机上で全国を旅してまわった気分も味わえました。実はこういう作業、嫌いじゃなくって、パンパンに情報を盛り込みました。
おそらく、この号で一番情報量の多い見開きページだと自負しています。
とっておきの民宿がいっぱい出ていますよ。

ちなみに、表4広告には大好きな宇多田ヒカルちゃんも載っているのも、Good!
全国の書店で発売中です。

旅の手帖――交通新聞社
http://www.kotsu.co.jp/magazine/tabi/


【column】石川県のパワースポット 加佐の岬

石川県加賀市の加佐の岬から福井県敦賀市に至る約100kmの海岸線は「越前加賀海岸国定公園」に指定されています。

加佐の岬は最近ではパワースポットとしても知られているそうで、何でも神奈川県の真鶴岬とこの加佐の岬を直線で結ぶと、その線上に富士山、御岳山、白山が並び、日本列島を東西に分けるライン上にある岬なのだそうです。
そのせいかどうか、平日でも訪れる観光客が多いです。

実は、そのことを私が知ったのは最近のこと。
荒波打ち寄せる日本海に突き出た岬の突端に立つと足がすくみますが、そこで周期的に打ち寄せる怒涛をしばらく眺めていると、不思議とリラックスしてきて内から力がみなぎってくるような気がします。
忙しさがひと段落したときとか、よく出かけています。
私にとってここは間違いなくパワースポットですね。

でも、岬の先端は断崖になっていて、チェーンの柵があるだけです。アップダウンも多く、もし足を滑らせたらと想像したら背筋がぞくっとします。行くたびに「怖っ!」って思いつつも、ついまた行ってしまう、ここにはそんな魅力があるようで、一度訪ねたことがある人の多くはとりこになって、私みたいに何度もリピートするみたいです。

ここから見る日本海に沈む夕日も美しいです。

加佐の岬周辺にはノハナショウブの群生地があり、6月中旬から下旬が花の見ごろ。
先日、行ってみたときは終わりかけだったのか、咲いている花が少なく、ちょっと寂しかったです。

ノハナショウブは、各地の菖蒲園などで見ごろを迎えているハナショウブの原種で、通常は湿地や湿った草地などに生えることが多いのに、ここでは海沿いの断崖絶壁の上というとても珍しいロケーションに自生しています。
ここの地層は凝灰質砂岩の上に砂が堆積しており、その境を雨水などが流れるために湿気が多いノハナショウブが好む環境を作っているからだそうです。
古くから人々に愛されてきたノハナショウブですが、近年急激にその数を減らし、石川県では準絶滅危惧種に指定されるまでになってしまいました。

艶やかさや華やかさでは園芸種のハナショウブに敵いませんが、野生種ならではの力強さと清楚さを兼ねそなえたノハナショウブ。潮風に吹かれ、日本海の青い海をバックに咲く可憐な赤紫の花には心奪われます。いつまでもこの風景が見られるように、見守っていきたいです。


【ライターの仕事】 旅の手帖7月号

旅の手帖7月号が届きました。

本日発売です。真っ青な表紙の海がすがすがしくて素敵です。

特集は「青春18きっぷ」。

青春をとっくに卒業したはずのおじさんも思わず旅に出たくなる、そんな楽しそうな記事がいっぱい載っています。私なんかもう、表紙を見ただけで、旅に出たくて仕方なくなりました(笑)。

大阪発着で北陸の伝統工芸をめぐる1泊2日のコースは、私が取材させてもらいました。大阪~武生~鯖江~金沢~高岡~越中八尾~大阪と、鈍行列車の旅ではなかなかゆっくり時間をとることはできませんが、北陸の伝統工芸の面白さに触れてもらえる面白いコースだと思いますよ。

伝統工芸って堅苦しいと思う方も多いかもしれませんが、今は残さないといけないから、どこも一生懸命PRに励んでいます。工房や体験で作家さんとのふれあいが楽しくて、知られざる秘話とかも聞けちゃうかも。

青春18きっぷは、青春を卒業した人でも、青春時代の甘酸っぱい思い出を忘れていないなら、いくつになっても利用できます。

7月号は全国鉄道路線図の付録もついています。ぜひ、ご購読くださいね。

旅の手帖の詳しい情報は、こちら