12月15日(土)~16日(日)は石川県野々市市で開催される手作りのお店に出展します。
クリスマスプレゼントにぴったりなアクセサリーや、来年のスケジュール帳を入れたいノートカバーなど、新柄もいっぱい持っていきます。
消しゴムハンコや豆本キットも充実。
新作のフォト和紙も!
12月15日(土)11時~18時
12月16日(日)11時~17時
会場:野々市市役所併設施設・情報交流館カメリア 2F ホール椿
よろしくお願いします!
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日々思うことを綴っています。
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醸造メーカーのミツカンが年3回発行している機関誌『水の文化』60号の特集「水の守人」で、福井工業大学の笠井教授を取材しました。
「雨水生活は成り立つのか?」と題し、今なお雨水だけで生活している長崎県五島列島の赤島で、安全快適に雨水生活を送るための実証実験について、4ページで紹介しています。
雨水って汚いのではないか? そう思う誤った常識を覆し、Iot技術などを使えば安心安全な飲料水として活用できることなど、まさしく「目から鱗が落ちるような話」の数々でした。
昨今の自然災害などで問題となっているのがライフライン被害の長期化ですが、家々が自前で雨水をためる「蓄雨」が普及すれば、断水の影響が軽減されるほか、都市部では下水に集中する洪水のピークをずらすことも可能となります。
さらに、このシステムは国内にとどまらず、日本と同様にモンスーン地帯など雨がたくさん降るところであれば有効。生水を飲んでお腹を壊す心配もなくなるかもしれません。
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標のひとつ、「安全な水とトイレをみんなに」の達成にも貢献でき、いろいろな可能性を感じます。これからの笠井先生の研究から目が離せません。
この号では他にも、白山麓にある岐阜県郡上市石徹白地区の小水力発電や、8月に金沢でグリーンインフラの国際会議が開催されたときに登壇されていた東京農業大学の福岡先生のグリーンインフラ世界事情も載っています。
ところで、なんでミツカンがこのような機関誌を発行しているのか? 気になりますよね。
ミツカンには水の文化センターという機関があり、「人と水とのかかわり」によって生み出されてきた生活様式を「水の文化」と捉え、「健全な水循環」が保持されるよう20年にわたり研究活動や情報交流活動を行っているそうです。
その活動を広く伝えるものが、この機関誌『水の文化』です。
私がこの機関誌の存在を知ったのはわずか数年前で、北前船を特集している号を手に入れ、そのクオリティの高さに驚き、大手とはいっても、一企業がここまで本気で情報の集積と発信を行っていることに感動を覚えました。
今回、ご縁があってそのお手伝いをさせていただきました。しかも、60号という節目の号で光栄至極です。
なお、機関誌は下記のサイトからPDFをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧ください。
ミツカン水の文化センター
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/
いよいよ今週末開催です!
「文庫本を素敵にリメイク」のワークショップ
12月8日(土) 10:00~ 14:00~
富山市立婦中図書館
会場は富山市婦中ふれあい館(図書館はここに入ってます)
無料駐車場(250台)完備
午前・午後ともまだ若干の空きがございます。
この機会にぜひ!
「ハードカバーはなぜ開く?」を解明のため、本作りを体験してみませんか。
また「本ができた!」という達成感は爽快です。
ご興味がある高校生以上の方ならどなたでも(富山市民でなくても)ご参加いただけます。
要予約!
お申し込み・お問い合わせは
富山市立婦中図書館℡076-465-4493
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お申込みをお待ちしております。
昨日、室生犀星記念館にて「和装本」のワークショップをさせていただきました。



全員違う色の表紙で素敵に完成!
「思ったより簡単だった」「もっと早く知っていたかった」などの感想
みなさん楽しんでいただけて、嬉しかったです。
参加者のみなさま、室生犀星記念館のみなさまありがとうございました。
現在、室生犀星記念館では企画展「犀星の詩集」が開催中です。
また、ミュージアムショップにはとても素敵なものがいろいろあります。
ぜひ!ゆったりとした時間を過ごしに訪れてみてはいかがでしょうか。
気がつけばもうすぐ12月ですね。
来年2019年の手帳はもう準備されましたか?
まだという方に、ぜひおすすめしたいのが、豆本工房わかいのノートカバーです。
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ノートをカバーするものは最近、大手文具メーカーからも発売されていますね。1冊のカバーに2冊のノートが入りますので、市販のスケジュール帳と普通のノートをセットすれば、手帳とノートを別々に持ち歩く必要もありません。すっごく便利です。




ノートは差し込むだけ。書き終わったら簡単に交換できます。製本技術を生かして1つ1つ手作りしていますので、とっても丈夫に出来!
市販のノートカバーとの大きな違いは2つ。カバーの柄とデザインがたくさんあることと、カバーがハードカバーであることです。
「うちのノートカバーじゃないと」とおっしゃるリピーターさんも続々と増えています。

ライターの私も取材でいつも使っていますが、このようにハードカバーの表紙をひっくり返せば、立ったままでもメモを取りやすく、便利で手放せません。
ノートは普通の大学ノートでOKですが、ひっくり返して使うことが多い場合は、リングノートの方がさらに使いやすいです。

サイズはA6からB5まで。カバーの生地やデザインはさまざまなので、ぜひお気に入りを見つけてください。

予定を書き込むたびに、メモを書くたびに、ハッピーな気分になります。
12月のイベント(福井市と野々市市)で販売しますので、よろしくお願いします。
※写真のノートカバーは在庫ないもののございます。ご了承ください。
3カ月ぶりのご無沙汰で、久しぶりに『旅の手帖』に登場です。
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第一特集は「いま行きたい日本の城」。威風堂々として時を経たものだけが持っているオーラを放つのが現存天守。江戸時代以前から残っている天守はたった12しかありませんが、そのひとつが福井県坂井市にある丸岡城です。
しかもこの丸岡城、安土桃山時代に建てられたという説が有力で、その時代から残っているものはおそらく3カ所しかないという、とっても貴重な文化財です。
第一特集ではその丸岡城の取材をしました。
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第二特集は「市場で満腹!」。うまそうな魚や肉、野菜がこれでもかとあふれる誌面。空腹時に見てはいけません(笑)。
そのトップを飾るのは我らが近江町市場!! こちらも取材しました。
近江町市場って、観光客向けって思っている人も多いみたいですが、実際いろいろ話を聞くと、新幹線が開業した年は、あまりにもたくさんの観光客がやってきて見失っていたこともあるそうですが、今は地元を一番に考えるよう戻ったそうです。実際、地元の方も増えています。
「地元に愛されない市場では観光客にも来てもらえない」という市場の方の言葉が沁みました。
特集では、そんな地元色を前面に出そうと、キャッチコピーは全部金沢弁。そうしたら表紙にもどーんと金沢弁が(汗) ちなみに私はネイティブスピーカーではないので、いろいろな方に助けてもらいました(感謝!)。
この号には、Japanese Beauty Hokurikuのキャンペーン企画も載っていて、北陸の情報がいっぱい出ています。
ぜひ、ご覧ください!
明日、11月10(土)と12日(日)は、「小さな手作り展 Vol.26」に出展します。
会場は富山県砺波市のチューリップ四季彩館。とっても素敵な場所です。
両日とも10~16時です。
詳しくは下記のサイトをご覧くださいませ。
小さな手作り展 Vol.26
http://www.redbeans.co.jp/event.html
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10月のイベントで品薄になっていた豆本ペンダントにはニューフェイスが登場。
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人気のノートカバーのラインナップも充実です。サイズもA6からB5まで取り揃えています。「欲しけど、ふだん使っているノートの大きさが分からない!」とおっしゃる方も多いので、気になる方はぜひお使いのノートもご持参ください。
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そろそろ来年の手帳が気になる時期ですが、市販のスケジュール帳とノートの2冊を収納できるノートカバーもぜひご検討ください。お気に入りの生地のノートカバーを持てば、毎日がhappy!!
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これまたおかげさまで完売していました針山(大)も新柄が登場します。パカっと開くと裁縫道具が出てくるトランスフォーマー(?)なフォルムが大人気。
ちなみに、11月10(土)と12日(日)は金沢市で「ねこばっか+ワン 2018」も開催されます。全国からねこモノ・いぬモノ作品・雑貨が大集合するイベント。
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主催者retoさんのブースでは、豆本工房わかいの消しゴムハンコを販売していただきます。ねこ・いぬのちょっと毒気のあるオリジナル消しゴムハンコもよろしくお願いします。
ねこばっか+ワン 2018
https://www.neko-zakka-reto.com/nekobakka
消しゴムハンコは、小さな手作り展でも販売します。
ぜひ、皆さん、お誘いあわせでお出かけください!
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11月6日は待ちに待った北陸地方でのズワイガニ漁解禁日。翌日には鮮魚店やスーパーの店頭に水揚げされたばかりのズワイガニが並びます。

11月7日、解禁で賑わう金沢の台所・近江町市場に行ってきました。
町の紅葉に負けないくらい、市場の通りは真っ赤に染まっていました。

市民の多くがねらうのはメスのズワイガニの香箱ガニ。
毎年この時期に初物を食べるのを楽しみしている人も多いといいます。
皆さん、手際よく品定めをしてバンバン買っています。

生きているのを買って家でゆでて食べるのが主流のようです。
ちなみに、オスのズワイガニは加能ガニと言って、水色のタグが付いています。
さらにちなみに、お隣の福井県では、メスはセイコガニ、オスは越前がにとなり、誇らしげに黄色いタグが付いて売られます。
メスのズワイガニの漁期は12月29日までと短く、新鮮なものを食べられるのはわずかな期間だけ。オスの方は来年の3月20日まで漁が続きます。
それにしても香箱ガニは、ここ数年で驚くくらい値段が上がりました。以前は1杯300円くらいで買えましたが、今では最低でも500円、ちょっと大きいものだと1000円以上します。
人気もさることながら、漁獲量が年々減っているために高騰しているようです。3年後には漁獲量はさらに半減するのではないかという予想もあって、さらなる規制を広い範囲でかけるなどして、真剣に資源保護をしていかないといけないですね。
ウナギにマグロに、そしてズワイガニまで、おいしいものが食べられなくなりつつあるのは悲しい限りですが、限りある資源のことをもっと考えることが大事だと思います。
さて、高くて2杯しか買えなかった香箱ガニは、金沢市観光協会のかなざわ自由時間というサイトの金沢で最高のズワイガニを買う&食べるに出ていた方法でさばいてみました。我ながらなかなかうまくできたのではないかと。

兼六園の雪吊り作業が始まり、ズワイガニ漁が解禁となると、いよいよ冬も間近といった感じですね。
若井憲/北陸ライター