【ライターの仕事】水の文化60号

醸造メーカーのミツカンが年3回発行している機関誌『水の文化』60号の特集「水の守人」で、福井工業大学の笠井教授を取材しました。

「雨水生活は成り立つのか?」と題し、今なお雨水だけで生活している長崎県五島列島の赤島で、安全快適に雨水生活を送るための実証実験について、4ページで紹介しています。

雨水って汚いのではないか? そう思う誤った常識を覆し、Iot技術などを使えば安心安全な飲料水として活用できることなど、まさしく「目から鱗が落ちるような話」の数々でした。

昨今の自然災害などで問題となっているのがライフライン被害の長期化ですが、家々が自前で雨水をためる「蓄雨」が普及すれば、断水の影響が軽減されるほか、都市部では下水に集中する洪水のピークをずらすことも可能となります。

さらに、このシステムは国内にとどまらず、日本と同様にモンスーン地帯など雨がたくさん降るところであれば有効。生水を飲んでお腹を壊す心配もなくなるかもしれません。
国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標のひとつ、「安全な水とトイレをみんなに」の達成にも貢献でき、いろいろな可能性を感じます。これからの笠井先生の研究から目が離せません。

この号では他にも、白山麓にある岐阜県郡上市石徹白地区の小水力発電や、8月に金沢でグリーンインフラの国際会議が開催されたときに登壇されていた東京農業大学の福岡先生のグリーンインフラ世界事情も載っています。

ところで、なんでミツカンがこのような機関誌を発行しているのか? 気になりますよね。

ミツカンには水の文化センターという機関があり、「人と水とのかかわり」によって生み出されてきた生活様式を「水の文化」と捉え、「健全な水循環」が保持されるよう20年にわたり研究活動や情報交流活動を行っているそうです。
その活動を広く伝えるものが、この機関誌『水の文化』です。

私がこの機関誌の存在を知ったのはわずか数年前で、北前船を特集している号を手に入れ、そのクオリティの高さに驚き、大手とはいっても、一企業がここまで本気で情報の集積と発信を行っていることに感動を覚えました。

今回、ご縁があってそのお手伝いをさせていただきました。しかも、60号という節目の号で光栄至極です。

なお、機関誌は下記のサイトからPDFをダウンロードできますので、ぜひ、ご覧ください。

ミツカン水の文化センター
http://www.mizu.gr.jp/kikanshi/


【ライターの仕事】旅の手帖12月号

3カ月ぶりのご無沙汰で、久しぶりに『旅の手帖』に登場です。

第一特集は「いま行きたい日本の城」。威風堂々として時を経たものだけが持っているオーラを放つのが現存天守。江戸時代以前から残っている天守はたった12しかありませんが、そのひとつが福井県坂井市にある丸岡城です。
しかもこの丸岡城、安土桃山時代に建てられたという説が有力で、その時代から残っているものはおそらく3カ所しかないという、とっても貴重な文化財です。
第一特集ではその丸岡城の取材をしました。

第二特集は「市場で満腹!」。うまそうな魚や肉、野菜がこれでもかとあふれる誌面。空腹時に見てはいけません(笑)。
そのトップを飾るのは我らが近江町市場!! こちらも取材しました。

近江町市場って、観光客向けって思っている人も多いみたいですが、実際いろいろ話を聞くと、新幹線が開業した年は、あまりにもたくさんの観光客がやってきて見失っていたこともあるそうですが、今は地元を一番に考えるよう戻ったそうです。実際、地元の方も増えています。
「地元に愛されない市場では観光客にも来てもらえない」という市場の方の言葉が沁みました。
特集では、そんな地元色を前面に出そうと、キャッチコピーは全部金沢弁。そうしたら表紙にもどーんと金沢弁が(汗) ちなみに私はネイティブスピーカーではないので、いろいろな方に助けてもらいました(感謝!)。

この号には、Japanese Beauty Hokurikuのキャンペーン企画も載っていて、北陸の情報がいっぱい出ています。
ぜひ、ご覧ください!


【ライターの仕事】女子鉄応援マガジン『別冊山と溪谷 TRE TRIP』創刊号

インプレスグループで『旅と鉄道』を発行している天夢人から新雑誌が創刊。TRE TRIP=トレトリップと呼ぶそうです。

旅行が大好きで、日頃のストレスから解放される旅に出たいと思っている女性がターゲット。
鉄道旅行はしてみたいけど、あんまり詳しくないなという方にも分かりやすい、女子鉄初心者向けの案内も充実しています。

思いっきりオジサンの私も、女子の気分でちょっとだけお手伝いさせていただきました(笑)。

ちなみに知り合いの担当編集者に、「金沢で珍しいおすすめのおみやげない?」って聞かれて、うちの豆本の話をしたら、大いにうけて、ついでにのっけてもらっちゃいましたよ。

本日9月19日発売です!
お求めはお近くの書店か、下記のAmazonでどうぞ。
http://amzn.asia/d/aS1eijo


【column】富山県南砺市ひまわり畑開花速報2018

北陸にはまだまだ、今が見ごろのヒマワリ畑がありますよ。

ひとつは、富山県南砺市桜ヶ池クアガーデンに隣接しているひまわり畑。
東海北陸自動車道城端サービスエリアから歩いて行くこともできます。洋館風のホテルを背景にヒマワリが咲き乱れる姿は壮観です。

雲行きが怪しくなってきて、どことなく落ち着かない様子のひまわりみたいな。

今シーズン、今のところ一番よく撮れたひまわりとミツバチ(笑)

桜ヶ池クアガーデン
https://sakuragaike.co.jp/satoyama/

 

もう一つは、同じく南砺市信末地区です。ホームページはありませんが、信末地区に行って見晴らしのいいところでキョロキョロすれば、一面が黄色くなったヒマワリ畑を見つけることができます。

ここでは、大麦を刈り取った後の畑にヒマワリの種をまき、2カ月後に緑肥としてすき込み、来年は化学肥料を減らした特別栽培米のコシヒカリを作っているそうです。ヒマワリの数は約20万本。ここのスゴイのは刈り取りOKということ。気に入ったお花を、無料で切って持ち帰れるんです。

けっこう派手な蝶々もひまわりにたかると保護色⁉

以上の2カ所とも、8月14日現在で、満開間近でした。これから数日が見ごろかと思います。

この夏、もう少しひまわりが見たいという方におすすめです。


【ライターの仕事】旅の手帖8月号

旅の手帖8月号が届きました。

連日のうだるような暑さを少しだけ忘れさせてくれそうな清涼感一杯の表紙がGood!

今号の第一特集は「伝統の避暑地へ」。ニッポンの避暑地を丹念に掘り下げています。観光立国、インバウンドと、外国人の誘客を推進する時に、古くから外国人を魅了してやまない、伝統の避暑地の魅力を見つめ直してみるのはとっても大切。そういった意味でも大いに参考となる特集ですね。
旅ってレジャーですけど、文化でもあると思うんですよね。旅行雑誌じゃないとできない特集ですね。

そして、第二特集は「今こそ民宿!」。
「いまさら民宿?」って思う方もいるかもしれませんが、今どきの民宿はいろんな意味でホントすごいんですよ。

私は今号では、この第二特集で氷見の民宿に取材に行きました。料理も設備も最高ですが、個人的には個性的なオーナー一家に惹かれました。この家族のファンも多いというのも納得です。民宿ってやっぱりこの宿の人との絶妙な距離感がいいんですよね。

もう一つ、この特集の「今泊まりたい民宿ガイド」のページも取材担当しました。全国の民宿に電話をかけて話を聞いてまわる、わりかし地道な作業の連続でしたが、机上で全国を旅してまわった気分も味わえました。実はこういう作業、嫌いじゃなくって、パンパンに情報を盛り込みました。
おそらく、この号で一番情報量の多い見開きページだと自負しています。
とっておきの民宿がいっぱい出ていますよ。

ちなみに、表4広告には大好きな宇多田ヒカルちゃんも載っているのも、Good!
全国の書店で発売中です。

旅の手帖――交通新聞社
http://www.kotsu.co.jp/magazine/tabi/


【column】写真の練習にいしかわ動物園へ

こんにちは! 6月だというのにこの暑さはたまりません。
そういえば、関東地方は梅雨明けしたとか⁉ なんか、季節感がだんだんおかしくなってきているような気がします。

昨日は、毎週楽しみにしている「ドキュメント72時間」を見ようと思ってテレビをつけたら、今週はお休み・・・。NHKの番組って、こういうのが多いんですよね。毎週やる番組はちゃんと毎週やろうよ!

「ちょっとひと休み」と思ってぼんやりテレビを見ていたら、そのまま寝てしまい、気がついたらなんと朝8時でした!! 今週はいろいろあって疲れていたんだなぁ、たぶん(笑)。

ぐっすり寝たおかげで元気になったから、猛暑も気にせず、いしかわ動物園へ。ここは写真の練習のためによく来るところ。動きの速い動物を撮ることはいいトレーニングになるんです。

「アシカ・アザラシたちのうみ」のカリフォルニアアシカは、あまりの暑さにさとりの境地?

「サルたちの森」はちょうどお食事時間で大騒ぎでした。

「小動物プロムナード」のレッサーパンダ。全身で暑さをアピール。このやる気のない姿、でも可愛いから憎めない。
いつもはちょこちょこ動きて、いいカメラの練習台になるんですが、本日のレッサーパンダは動きがほとんどない(笑)

「ネコたちの谷」はリニューアル工事中で、見学できるところが限られています。屋内展示室で百獣の王も・・・(笑)

園内のそこかしこにきれいに咲いていた花、キョウチクトウかな?

来園者に大人気の「郷土の水辺」。なぜ大人気かというと、ここは冷房がよく効いている上、座って休めるから。今日みたいに暑い日はまさにオアシスみたいな存在。でも、涼みながら県内の川に生息している魚のことを学べたり、身近な自然の良さを再認識できたりするから、意外とそれが動物園の戦略かも。個人的にはここでヤマメを見る度、無性に塩焼が食べたくなりますが(笑)。

「ふれあいひろば」の人気者、マゼランペンギン。水の中にいる奴らは元気いっぱい。ペンギンって南極の氷が浮かぶ海にいるイメージがありますが、マゼランペンギンは南米大陸の海沿いで森や草原に巣をつくるそうですから、暑さには強いのかな?

写真は新しいアトラクションではなくて、工事中の新トラ舎(空中回廊)です。このチューブの中をトラが歩くのでしょうか? 面白そうですね。7月21日オープンだそうです。

いかがですか? 夏の脱力感満載の動物たちは、「暑いときは無理しないでのんびりやろうぜ!」って言ってくれているような気もして、癒されます。

今年も8月、9月、10月の週末は恒例のナイトズーも行われるようです。やっぱ、暑いのは苦手という方にはおすすめ。夜行性の動物たちの俊敏な動きを見ることもできますが、暗い、速いのは写真を撮るハードルが一気に高くなるため、私は昼ばかり(笑)


【column】石川県のパワースポット 加佐の岬

石川県加賀市の加佐ノ岬から福井県敦賀市に至る約100kmの海岸線は「越前加賀海岸国定公園」に指定されています。

加佐の岬は最近ではパワースポットとしても知られているそうで、何でも神奈川県の真鶴岬とこの加佐の岬を直線で結ぶと、その線上に富士山、御岳山、白山が並び、日本列島を東西に分けるライン上にある岬なのだそうです。
そのせいかどうか、平日でも訪れる観光客が多いです。

実は、そのことを私が知ったのは最近のこと。
荒波打ち寄せる日本海に突き出た岬の突端に立つと足がすくみますが、そこで周期的に打ち寄せる怒涛をしばらく眺めていると、不思議とリラックスしてきて内から力がみなぎってくるような気がします。
忙しさがひと段落したときとか、よく出かけています。
私にとってここは間違いなくパワースポットですね。

でも、岬の先端は断崖になっていて、チェーンの柵があるだけです。アップダウンも多く、もし足を滑らせたらと想像したら背筋がぞくっとします。行くたびに「怖っ!」って思いつつも、ついまた行ってしまう、ここにはそんな魅力があるようで、一度訪ねたことがある人の多くはとりこになって、私みたいに何度もリピートするみたいです。

ここから見る日本海に沈む夕日も美しいです。

加佐ノ岬周辺にはノハナショウブの群生地があり、6月中旬から下旬が花の見ごろ。
先日、行ってみたときは終わりかけだったのか、咲いている花が少なく、ちょっと寂しかったです。

ノハナショウブは、各地の菖蒲園などで見ごろを迎えているハナショウブの原種で、通常は湿地や湿った草地などに生えることが多いのに、ここでは海沿いの断崖絶壁の上というとても珍しいロケーションに自生しています。
ここの地層は凝灰質砂岩の上に砂が堆積しており、その境を雨水などが流れるために湿気が多いノハナショウブが好む環境を作っているからだそうです。
古くから人々に愛されてきたノハナショウブですが、近年急激にその数を減らし、石川県では準絶滅危惧種に指定されるまでになってしまいました。

艶やかさや華やかさでは園芸種のハナショウブに敵いませんが、野生種ならではの力強さと清楚さを兼ねそなえたノハナショウブ。潮風に吹かれ、日本海の青い海をバックに咲く可憐な赤紫の花には心奪われます。いつまでもこの風景が見られるように、見守っていきたいです。


【column】江戸から明治、北前船で栄華を極めた三国湊

日本の近代化に大いに貢献した北前船

明治の中頃まで日本の大動脈として活躍した北前船。その寄港地は大いに繁栄し、各地に巨万の富をもたらしました。北前船は単に物資を運んだだけでなく、船主自らが商人となり、積み荷の売買を行う「買積船」でした。ひと航海で倍の利益が出ることから、「バイセン」とも呼ばれたそうです。
上方や瀬戸内、北陸からは衣料や米、味噌、醤油、油、建材などが、一方、蝦夷地(北海道)からは肥料(鰊や干鰯など)や食料(身欠き鰊、干鱈、昆布など)などが運ばれてきました。北前船がもたらした莫大な富は、港の整備や潟の干拓、さらには地域の教育環境の整備など、社会基盤作りにも使われ、そして商才を磨いた船主たちは明治以降、その財を銀行、保険、運輸など、さまざまな分野に投資し、日本経済の発展に寄与していきます。

レトロな空間は散策が楽しい

明治時代、繁栄を極めた三国湊

前置きが長くなりましたが、そんな北前船寄港地の中でも、往時の面影を今も色濃く残す福井県坂井市三国湊を旅してきました。白山山系より流れ出る九頭竜川の河口にあり、北前船や内陸部との水運の一大集積地であった三国町は、江戸中期から明治中頃にかけて繁栄を極めました。
町の中心部には格子窓の古い町並みが見事に残っており、足を踏み入れればタイムスリップしたような錯覚に陥ります。三國湊座や旧森田銀行本店、旧岸名家、出村遊郭街など、古い佇まいを残す家々からは、往時の賑わいぶりがありありと想像できます。

三国の古い町並みの中にある「三国湊座」では、名物の三國バーガーが食べられる
三国湊の豪商が創業した旧森田銀行の大正9年にできた新本店
材木商で三国湊を代表する豪商の家「旧岸名家」は内部の見学もできる

ところで、ここ三国の名物には昔ながらの製法で作られる「酒まんじゅう」があります。町内にはいくつかの製造元がありますが、この製法を伝えたのも北前船とする説があります。北前船は物資だけでなく、さまざまな文化も全国から運んできました。

酒まんじゅう。店によって焼印が異なる

三国の食といえば、冬の「越前がに」がつとに有名。沖合近くに最高の漁場があることから、同じ「越前がに」でも三国港産は極上との呼び声が高いです。そしてもう一つ、隠れた名物として挙げられるのが「おろしそば」。県内各地で食べられるおろしそばとは少し違っていて、そばの上に大根おろしがのっておらず、しかも一口食べるとその辛さに驚かされます。このあたりのおろしそばは、大根おろしをのせるのではなく、辛味大根の絞り汁とダシを合わせたツユをかけて食べるのが習わし。ひたすら辛くも、県内産の風味の強いそば粉で打ったコシの強いそばは辛いツユに負けておらず、パンチが強くおいしいそばです。

大根おろしがのっていない激辛のおろしそば

北前船の財力が町の基盤づくりに

さらに、三国港を見渡す丘の上に建つ「みくに龍翔館」へと向かいます。この建物は、三国湊が最も栄えた明治12年(1879)にオランダ人技術者、エッセルによってデザインされた小学校を模して復元したもの。館内には北前船に関する資料も多く展示され、展望ベランダに立つと白山から日本海までの360度の眺望が楽しめます。

高台に建つみくに龍翔館

日暮れが近づくころ、九頭竜川の河口にあるサンセットビーチへ。沖合まで延々と竜のように伸びる突堤は、エッセルが設計し、同じくオランダ人技師のデ・レーケが工事を指揮し、明治15年(1882)に完成した日本初の西洋式捨石防波堤。築後100年以上経った今も現役で国指定重要文化財です。地元商人も工事費を一部負担し、官民一体となって行った事業でした。

国指定重要文化財の「エッセル提」

北前船の影響をそこかしこで見ることができる三国町。福井県を代表する景勝地・東尋坊もすぐ近くにあります。ぜひ、あわせて訪ねてみてはいかがでしょうか。

参考:北陸の歴史 ニッポンを運んだ北前船――「北陸物語」(北陸経済連合会)
三国湊レトロ――福井県坂井市観光ガイド

取材・写真/若井憲(北陸ライター)


【column】鯖江 西山公園のつつじ開花情報2018

4月26日、とある雑誌の取材で鯖江市を訪れたついでに、西山公園に寄ってみました。

西山公園といえばレッサーパンダでしょう。動物園なのに飼育している動物は半分以上がレッサーパンダではないかという勢い。レッサーパンダ好きにはたまらないところです。この子は、おなかがかゆいようで、寝そべってずっと掻いていました。オッサンみたい(笑)。

そしてもう一つ、西山公園といえばつつじですね。毎年GWには「さばえつつじまつり」が開催されます。第59回の今年、2018年は5月3日(木曜日・祝)~5日(土曜日・祝)の3日間です。

26日の開花状況は写真の通り、もう満開間近ですね。イベントの準備に皆さん大忙しでした。

世間はGWですが、フリーランスには連休はあまり関係ないですね。まあ、その分、平日でも休めますから。

皆さん、良い休日を!

写真と文〇  若井 憲(北陸ライター)

 


晴れて個人事業主となりました

四季折々に美しい北陸ですが、木々が芽吹きはじめ、「山笑う」という季語がぴたりとくる今日この頃の里山の風景が特に好きです。

この時期になると毎年通う「平栗」に先日行ってきました。カタクリの花は見ごろを過ぎていましたが、それでも可憐な赤紫色の花はまだまだ見ることができました。カタクリは頭上の木々の葉が生い茂ると地上での活動を休止してしまう、スプリングエフェメラルと呼ばれる植物の代表です。

スプリングエフェメラルには植物だけでなく、昆虫(蝶)もいます。カタクリの花の上を、春の日差しを浴び、うれし気に飛び回るギフチョウもこの時期しか見られない蝶。ここ平栗は観察スポットとして知られるようになり、最近はかなり遠方からも、わざわざ見ににやってくる人がいます。

ギフチョウは花に留まっている写真をよく見ますが、花の上をひらひら舞う姿がもっとも美しいと思います。その姿をカメラに収めたい! 毎年そう思っては挑戦しますが、すばしっこいこの蝶を捕らえるのは至難の業。今年も納得いくものは撮れませんでしたが、昨年よりは少し進歩したかな(笑)。どこに蝶が写っているかわかります?

さて、本日、税務署に個人事業主の開業申請をしてきました。これで社会的にも個人事業主となるのかな? 勢いあまって、青色申告をする宣言までしてしまったけど、大丈夫か??

ちなみに。屋号を届けることもできるので、「編集工房わかい」にしました。ライター・編集部門はこの屋号が正式となりますけど、「豆本工房わかい」の傘下であることに変わりありません。

皆さん、末永くよろしくお願いします。

写真と文〇若井 憲